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上写真:大正寺本堂内 

 
     内陣 (本尊・御影)
1:七高僧御影
七高僧(しちこうそう)とは、浄土真宗の宗祖親鸞が選定した七人の高僧のこと。正信念仏偈の依釈段に示してある。七高僧選定の理由は、自ら西方浄土への往生を願うこと、著書をもって他力法を弘伝すること、教義において発揮するところがあること、本願の趣旨に相応することの4つがある。

以下七高僧
・ 龍樹菩薩(リュウジュボサツ) ・天親菩薩(テンジンボサツ) ・曇鸞大師(ドンランダイシ) ・道綽禅師(ドウシャクゼンジ) ・善導大師(ゼンドウダイシ) ・源信和尚(ゲンシンカショウ) ・源空上人(ゲンクウショウニン)=法然
2:前御門主御影(勝如上人)
第22世御門主鏡如上人の実弟、浄如上人の長男として京都府京都市にご誕生。母は九条道孝の七女。
1914年(大正3年)、本山の疑獄事件に端を発して光瑞猊下が御門主をご引退。弟の光明様に継承権があったが、光瑞猊下が遠慮を求めて光明様も就任を辞退。新々門であられた光照様は当時2歳であったため、1927年(昭和2年)15歳で得度して第23世御門主を継ぐまでは、大谷家側近が4代にわたり管長代務を務めました。
旧制第一高等学校を経て、1935年(昭和10年)東京帝国大学文学部東洋史学科卒業。1937年(昭和12年)4月、徳大寺実厚様の長女の嬉子様とご結婚。
以後、御門主として50年間にわたり、浄土真宗本願寺派教団の陣頭指揮にあたりました。
3:阿弥陀如来立像
梵名の「アミターユス」は「無限の寿命をもつもの」、「アミターバ」は「無限の光をもつもの」の意味で、彼が時間と空間の制約を受けない超人である事を示す。これを意訳して無量寿仏/無量光仏とも呼ばれ、無明の現世をあまねく照らす光の仏とされる。西方にある極楽浄土という仏国土を持つ。
無量寿経によると、一切の衆生救済のために自ら仏の位を降りて菩薩となり、世自在王仏の元で法蔵と名乗り修行をした。非常に長期間衆生の救済の思索をめぐらし(五劫思惟(ごこうしゆい))、浄土への往生の手立てを見出したことにより仏となった報身仏。衆生救済に関して48の願い(四十八願)を立て、特に浄土教において第十八願を「本願」と呼んで重要視する。また、現在も説法をしていると説かれている。阿弥陀経では、大宇宙のガンジス河の砂の数ほどの諸仏から賞賛されている。曰く、「阿弥陀仏のお力はずば抜けて素晴らしく、我々罪悪の重い衆生の救済に対して、他の諸仏が背相を見せたにも関わらず、阿弥陀仏お一人が本願を立てられて一切衆生の救済をお約束された。一切の諸仏も最後には、阿弥陀仏に依らなければ、仏の悟りを開く事は出来なかった」と。
4:親鸞聖人御影
親鸞聖人は、法然上人(浄土宗開祖)を師と仰いでからの生涯に渡り、「真の宗教である浄土宗の教え」を継承し、さらに高めて行く事に力を注ぎました。自らが開宗する意志は無かったと考えられます。独自の寺院を持つ事はせず、各地につつましい念仏道場を設けて教化する形であった。親鸞聖人の念仏集団の隆盛が、既成の仏教教団や浄土宗他派からの攻撃を受けるなどする中で、宗派としての教義の相違が明確となって、親鸞の没後に宗旨として確立される事になりました。浄土真宗の立教開宗の年は、『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』が完成した寛元5年(1247年)とされるが、定められたのは親鸞聖人の没後でした。
5:聖徳太子御影
聖徳太子は、飛鳥時代の皇族とされる人物。本名は厩戸(うまやど)であり、厩戸の前で出産したことによるとの伝説がある。聖徳太子は冠位十二階を定め氏姓制によらず才能によって人材を登用した。また十七条憲法を制定し、豪族たちに臣下としての心構えを示し、天皇に従い、仏法を敬うことを強調している。太子はまた,仏教を日本でもさかんにしようとして,594年に仏教興隆の詔(みことのり)を出した。そして,四天王寺や法隆寺をたてる一方,経典を研究し,「三経義疏(さんぎょうぎしょ)」という注釈書をあらわした。太子の仏教奨励策の結果,都のあった飛鳥地方を中心に,すぐれた仏教文化がさかえた。
     本堂内 (外陣・梁)
磐台龍彫刻
享和2年(1802年/江戸時代)
波羅密作。
     内陣 (須弥壇)
 
須弥壇
寛政12年(1800年)4月28日
新田渡辺重郎右衛門須弥壇寄進。
     内陣 (金柱)
内陣金柱
享和3年(1803年)8月内陣金柱造営。
     内陣 (余間襖)
内陣両余間襖(十二羅漢図)
文化年間(1800初頭)余間襖十二羅漢図制作新調。
     一切経経蔵
一切経経蔵
文化年間(1800初頭)八角経蔵
     内陣

 
内陣格天井
昭和57年9月修復
天蓋
昭和55年新調
余間両脇襖
昭和57年張替改修
 
     本堂音響機器
本堂音響機器
Technics SB-10000:写真左
パイプ型スピーカー(メーカー試作品):写真右
平成17年4月富士河口湖町久我氏寄贈
 
 
 
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